種類
麹による分類
麹は穀物に麹菌を培養し繁殖させたもので、発酵食品にはなくてはならないものです。
麹の原料となるものに米・麦・大豆があり、米味噌・麦味噌・豆味噌とこの3種類を混合した調合味噌とに分けられます。
米味噌
大豆に米麹を加えて熟成したものです。
麦味噌
大豆に麦麹を加えて塾生したものです。
豆味噌
大豆のみを主原料として熟成したものです。
調合味噌
米味噌・麦味噌・豆味噌の3種類を混合したものです。
「畑の肉」と言われるお味噌の効能
味噌の主原料となる大豆には良質のたんぱく質が豊富に含まれ、発酵によって生成されるアミノ酸やビタミンそのほかにも炭水化物・脂質・カリウム・マグネシウム・繊維質など沢山の栄養素が含まれている食品です。
老化防止作用
味噌には抗酸化作用があり、体内で老化の原因となる脂質の酸化を防いでくれる働きがあります。
美肌作用
味噌に含まれる遊離リノール酸が、シミやソバカスの原因となるメラニンの合成を抑えてくれる働きがあります。
整腸作用
大豆の繊維質が腸を綺麗にし、味噌に含まれる微生物が腸内の腐敗菌や有害物を体外に排出してくれます。
消臭作用
肉や魚の臭みを消す働きがあり、同時に素材の旨味を引き出してくれます。
保存方法
香りや味が損なわれないよう、空気に触れないように密閉容器に入れ冷蔵庫で保存するのが良いでしょう。