ワインが大好きな私。でも実は基礎知識がほとんどなく、適当に選んでばかり。
そんな折、「シニアソムリエ片山晃輔氏によるワインを飲み比べ学び味わうミニレッスン」参加への機会をベルメゾンさんよりいただきました。
場所は大阪南堀江にある、グルメスタジオFOOVER(フーバー)です。「実感・体験型”インテリアショップ「BELLE MAISON LIFESTYLING(ベルメゾンライフスタイリング)」内に併設されいるスタジオです。
イタリアワイン3本とフランスワイン3本をティスティングさせていただきました。ワインを学べて楽しむわくわくの時間でした。
ワインを飲み比べながら学び、味わうミニレッスン
講師はシニアソムリエ片山晃輔氏
教えて下さったのは、シニアソムリエの片山晃輔氏。胸に輝いているのは、シニアソムリエのバッチです
片山氏が講師のサタデーナイトFOOVERのワインレッスンはとても人気で毎回満席になる人気講座です。今日はそのミニバージョンといったところでしょうか?
フレンドリーな片山氏、優しい言葉を使いながらもワインの基礎はしっかりおさえ、時おり笑いもまじえてレッスンは進んでいきます。
ワインを語る口調にワインへの愛がいっぱいつまっているのが感じられました。
素敵なお人柄で知識の豊富な片山氏のレッスンが満席になるのもうなずけますね。サタデーナイトFOOVERのワインレッスンに参加したくなりました。
テーブルには、ひとりひとりに6個のティスティング用ワイングラスがセットされていました。
ティスティングは、イタリアワイン3本とフランスワイン3本の計6本。
紙の上には、ワインの名前が書かれ、その上にティスティング用ワイングラスがセットされている状態です。
自分がどの種類をティスティングしているのかが一目瞭然。
ワインからどのような香りや味を感じるかをなどを勉強しながらティスティングします。
レッスンはまずはイタリアワインのシャルドネから始まりました。
ワインにあうおつまみもご用意いただきました。
左から、モッツァレラチーズ、生ハム(パルマ産)、オリーブ、どうがらしの辛味がしっかりきいたサラミ、隠し味にニンニクが入っているサラミなど。
ご用意いただいたおつまみは、ベルメゾン ライフスタイリング堀江店で買って帰ることができますよ。
FOOVER厳選 イタリアンレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
【FOOVER厳選】イタリアンレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
【FOOVER厳選】イタリアンレストランで採用されている赤白ワイン3本セットの内容
ギルラン/シャルドネ
■タイプ:白ワイン/辛口
■生産地:トレンティーノ・アルト・アディジェ地方
■作り手:ギルラン
■品種:シャルドネ
ラ・ヴァレンティーナ/モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
■タイプ:赤ワイン/ミディアムボディ
■生産地:アブルッツォ地方
■作り手:
■品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
ブランカイア/キャンティ・クラシコ
■タイプ:赤ワイン/ミディアムボディ
■生産地:イタリアのトスカーナ地方
■作り手:ブランカイア
■品種:サンジョベーゼ、カナイオーロ
ギルラン/シャルドネ
辛口タイプの白ワインです。シャルドネというぶどう品種です。
生産地はイタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ地方。
一口いただいて、そのフレッシュな感じに飲みやすさを感じました。
温度が上るとアロマティックなふくよかなワインにかわります
柔らかい味わいは私好み。カルボナーラやエビのクリームソースなどにあうというのもうなづけます。
産地は、イタリアの北の端にあるトレンティーノ・アルト・アディジェ地方。
作り手の名前はギルラン。広大な畑で土着品種や国際品種をその品種に適した土壌で作られています。
イタリアでフランス品種をつくると美味しくなるんだそうですよ。
(左端)GIRLAN 448(写真撮影2017年、ベルメゾンライフスタイリングにて)
※標高約448mの畑のぶどうで作られたので「448」と名づけられているワインです。詳しいお話も聞いたのですがメモがとりきれず残念。
このワイナリーは太陽のあたりもよく、寒暖差もあり良いワインができるそうです。
ラ・ヴァレンティーナ/モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
ミディアムボディの赤ワインです。モンテプルチアーノ・ダブルッツォというぶどう品種で、産地は、イタリアのアブルッツォ地方。
口当たりがとてもよく、なめらかめな感じです。女性好みだと思いました。
深みのあるルビーカラーです。
作り手の名前は、ラ・ヴァレンティーナ。無農薬のワイン作りをしているワイナリーです。ミートソースやお肉料理に合うワインです。
ブランカイア/キャンティ・クラシコ
ミディアムボディの赤ワインです。サンジョベーゼ、カナイオーロというぶどう品種です。
産地は、イタリアのトスカーナ地方。
作り手はブランカイア。ラベルのデザインがとてもスタイリッシュですね。
樽ではなく、ステンレスで熟成されています。そのためピュアでクリーンな果実味が引き出されています。
肉料理に合わせたいしっかり系のワインです。
時間がたつとどのようにワインの味が変化しているのかを感じることができました。
(左)カマンベールチーズ
(中央)マンステールチーズ(フランス産):ウオッシュタイプのチーズで表面を洗いながら熟成させたもので独特な味わいがあります。
(右)濃厚なお味の鴨のムネ肉
後で出して下さったおつまみプレートです。
FOOVER厳選 フレンチレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
【FOOVER厳選】フレンチレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
【FOOVER厳選】フレンチレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
シャンソン/ヴィレ・クレッセ
■タイプ:白ワイン/辛口
■生産地:フランス・ブルゴーニュ地方
■作り手:ドメーヌ・シャンソン
■品種:シャルドネ
シャトー・ダングレス/グラン・ヴァン・ルージュ
■タイプ:赤ワイン/フルボディ
■生産地:フランス・ラングドック地方
■作り手:シャトー・ダングレス
■品種:ムールヴェードル、シラー、グルナッシュ、カリニャン
シャトー・マルテ/レ・オー・ド・マルテ
■タイプ:赤ワイン/フルボディ
■生産地:フランス サント・フォア・ボルドー地方
■作り手:シャトー・マルテ
■品種:メルロー
シャンソン/ヴィレ・クレッセ
辛口タイプの白ワインです。
フランスのブルゴーニュ地方で作られたものです。ぶどう品種はシャルドネです。
作り手のシャンソンさんは、シャブリも作っておられるそうですよ。
生野菜を使ったオードブル、牡蠣や魚介類などのお料理とよく合います。
シャトー・ダングレス/グラン・ヴァン・ルージュ
フルボディの赤ワインです。生産地はフランス・ラングドック地方。
品種は、ムールヴェードル、シラー、グルナッシュ、カリニャン。
18ケ月の樽熟成。
シビエ料理、子牛のローストに合うワインです。
シャトー・マルテ/レ・オー・ド・マルテ
フルボディの赤ワインです。生産地はフランス サント・フォア・ボルドー地方。
ぶどう品種はメルローです。メルローは私がよくのんでいるぶどう品種です。
フルボディですが、想像してよりは重くありませんでした。手摘みで収穫され、2年使ったオーク樽で18ケ月熟成されています。おすすめ料理は、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みです。
ワインを楽しむための基礎知識
ワインを買う時って、何を選んだらいいのかけっこう迷いませんか?ワインを選ぶ基準が難しいですよね。
今回は、シニアソムリエの片山氏からたくさんのことを教えていただきました。
- はずさないワインの選び方
- シニアソムリエから見たワインの世界
- ワイナリーに関するあれこれ
- 土地(土壌)や気候の話
特にぶどうが作られる土地(土壌)や気候の話は興味深々でした。
オーガニックワインについてもたくさんお話いただきました。
チーズを一緒にいただく場合はワインとの産地をあわす(フランスではチーズとワインさえあれば良いとされている)のも覚えておくと良いそうです。
今さら聞けないワインの知識 ワインのルールや常識・非常識など、多くの事を学ぶことができました。
ワインの豆知識
聞いたお話を少しだけお伝えしますね。
ワイングラスを回す理由と方法
よくワイングラスをくるくる回している方をみますね。どうして回しているのでしょうか?
ワインを回し、空気に触れさせワインの香りを引き立てるためなんです。
ワインが酸化し、ワインがまろやかになります。ですから、まわしすぎはいけません。
まわしすぎると早々に酸化してしまうからです。回せばいいというものでもないんですね。
少しずつまわして味の変化を楽しむのがワインの味わい方なんですね。
香りがしない時は少し待ってあげるといいそうですよ。
ちなみに回す方向は、右ききの方は反時計回り(左ききの方は逆)です。うっかりワインがこぼれた時でもまわりの人にかからないようにするためです。
いいワインは温度とともに味の広がりがある
ワインを飲むときは、温度帯を気にして飲みましょう。
たとえば5℃に冷やしてグイグイ飲むとどのワインも一緒になってしまいます。
安物のワインは口に入れた時にすぐ美味しく感じます。最初にインパクトがあってもすぐ酸化してしまいます。その後は味が変化しないのです。
特に赤ワインはきんきんに冷やして飲むのではなく、常温にもどしてあげて楽しみましょう。
ワインの保管の仕方
冷蔵庫の野菜室で保管するといいそうです。なぜならその温度で酵母が生き延びるからです。
とは言っても私の家の野菜室はお米も入れているのでもうパンパン。何本かのワインを入れる余裕がありません。
要は買い置きをたくさんしないことですね。もしワインを複数本買った場合で野菜室に入らなければ、押入れなど20℃くらいの温度環境で保管するのがベターです。
今回私がティスティングさせていただいた、フーバーのワインは「今が美味しい」ワインです。
飲みたい時、必要な時、その少し前に買うのも一案です。
聞いた話をここで全て語ってしまうとネタばらしになってしまいますね。今回はこれくらいにして、あとはあらためてご紹介させていただきます。
ワインについて色々知りたい!という方は、FOOVERのレッスンに参加してのお楽しみということで。
バランスよく楽しめるワインをセットで買う
ベルメゾンネットでは今回私がティスティングしたワインのセットはもちろん「FOOVER厳選」のワインが購入できます。
下記は、この3種類ならバランスよく楽しめる!というものが厳選されてセットになっているものです。個別に買うよりお徳に設定されています。
今度お客様が来るというシチュエーションでも、この3本セットを用意しておけばハズレなしです。
▼ご購入はコチラ
【FOOVER厳選】イタリアンレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
【FOOVER厳選】フレンチレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
Gourmet Studio FOOVER(グルメスタジオフーバー)
Gourmet Studio FOOVER(グルメスタジオフーバー)は、「実感・体験型”インテリアショップ「BELLE MAISON LIFESTYLING(ベルメゾンライフスタイリング)」内に併設されいるスタジオです。
大阪南堀江にあります。難波や心斎橋から徒歩圏内。おしゃれなお店がたくさんある今話題のエリアです。
FOOVERでは、グルメな講座やイベントが多数開催されているので、グルメ好きには必見です。
▼以前「クッキングクラス」に参加した時のレポートはコチラ
グルメスタジオ FOOVER(フーバー)にてプレスキルの佐々木シェフのライブレッスンに参加
人気料理店のシェフ本人から直接料理を学べるレッスン、専門家の話を聞きながらグルメな食材やワインなどの食べ比べ・飲み比べで学ぶレッスンなど魅力的なオリジナルレッスンが多数開催されています。
FOOVER(フーバー)という名前は、英語で「食いしん坊」という意味のFOOD LOVERを略して名づけられました。このスタジオにぴったりの名前ですね。
フーバーのスタジオ内はシンプルなスタイリッシュな作りで最大40名が入れるという大きな空間です。グルメなレッスンを受けながら、リッチな気分にもひたれるおしゃれなデザインです。
気になる入会金や年会費はいっさい必要なし。レッスンに予約を入れるだけで参加できます。(カギのかかるロッカーやエプロンの用意もあり)
2018年5月の予約率が85%(5月11日現在)で、講座によっては既に満員でキャンセル待ちのクラスも!
人気のほどがうかがえます。
▼フーバー厳選のワインの購入はこちらから
グルメスタジオFOOVER厳選
フーバー詳細
名前:Gourmet Studio FOOVER(グルメスタジオフーバー)
住所:大阪市西区南堀江1丁目20-1 日通南堀江ビル2階
営業時間:9:30~21:30(年末年始をのぼく)